ホワイトウッド（ドイツトウヒ）

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ホワイトウッド（ドイツトウヒ） | 木材辞典

北欧材　トウヒ属（マツ科）

■別名

ヨーロッパスプルース、ノルウエイスプルース

■産地

ヨーロッパロシア及びヨーロッパ全域に広く分布しています。大陸では樹高30〜50ｍ、直径60〜100ｃｍに達するが、スカンジナビア半島のものはあまり大きくありません。

■用途

住宅用部材として下地材や造作材などに多く使われる他、家具、木工材など広い用途で用いられている木材です。また、音響性能が優れていることからバイオリンなどの楽器用材としても使われています。最近は集成材のラミナとしても利用が広がっています。

■色調

心材は黄褐色、辺材は白色ですが、心辺材の境界は不明瞭な木材です。

■材質

ヨーロッパではレッドウッドと並んで最もポピュラーな造林樹種の一つです。色が白く揃っており、節は小さく、木目はほぼ通直で肌目は緻密です。木質はやや軽軟で加工性が良く、乾燥による収縮率は比較的小さく、狂いが少ない木材です。
●気乾比重：0.46

耐久性	耐水性	防虫性	強度	加工性	塗装	重さ	高級感
△	○	○	○	○	◎	普通	○