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ウッドデッキ材の選び方

ウッドデッキ材の施工イメージ

ウッドデッキ材は、ハードウッド(広葉樹)とソフトウッド(針葉樹)に分けられます。

ハードウッドは、耐久性とメンテナンス性の良さから、厳しい使用環境が想定される公園や公共施設、商業施設で多く利用されています。
ハードウッドの代表的な樹種は、ウリンやセランガンバツなどで、比重が重く、堅く、優れた耐久性を持っています。反面、加工には、非常に手間がかかってしまいます。

主な使用場所
 ウリン:東京ディズニーシー、横浜ベイサイドマリーナ など
 セランガンバツ:羽田空港第二ターミナル展望デッキ、東京お台場デックス など

ソフトウッドは、柔らかく、軽量で加工がしやすい材で、価格も比較的安価です。
代表的な樹種のウエスタンレッドシダー(米杉)は、一般住宅で多く使用されており、また、DIYでのウッドデッキ製作に最も使用実績がある材です。
一般的にソフトウッドは、耐久性がハードウッドより劣りますが、ウエスタンレッドシダー(米杉)は、針葉樹の中で最も高い耐久性を持っています。加えて、優れた防虫性、防腐性、加工性の良さからウッドデッキ材としてバランスの取れた材として知られています。

ハードウッドとソフトウッドの比較
耐久性

残念ながら、「どのくらい持つか」という問いに答えることはできません。
設置場所の環境により異なってきます。

ハードウッド

耐久性に優れており、設置場所の環境にもよりますが、15年以上持つとも言われています。
経年変化で銀白色になるため、色の変化が気になる場合は、塗装を施すなどの対策が必要になります。

ソフトウッド

耐久性はハードウッドよりも劣りますが、ウエスタンレッドシダー(米杉)は、耐久性と防虫防腐効果があるので、設置場所の環境が良ければ、10年以上持つと言われています。
劣化を防ぎ、より長持ちさせるために、オイルステインや防虫防腐塗料を塗る方法もあります。

いずれの材も、経年劣化で「ささくれ」が出ることがあります。通常は土足歩行が原則です。

加工性
ハードウッド

堅いので、ネジを打つ際には下穴の加工が必要になるなど、加工には非常に手間がかかります。

ソフトウッド

ハードウッドに比べれば、柔らかいので加工も簡単にできます。DIY初心者にもオススメのウッドデッキ材です。

メンテナンス性
ハードウッド

耐久性が高く、シロアリ等の虫害にも強いので、防虫防腐塗装などの定期メンテナンスの必要がありません。
しかし、水に濡れると防虫防腐効果のあるポリフェノールを多く含むこげ茶色の樹液がしみ出し、水の流れ落ちる部分や地面を汚してしまうことがあります。気になる場合は、漂白剤や中性洗剤で汚れを落とす必要があります。
初期費用はかかりますが、メンテナンス費用を考慮すると、長期的には経済的なメリットもあります。

ソフトウッド

一般的にソフトウッドはハードウッドと比較すると耐久性に劣るため、定期的なメンテナンスを考慮する必要がありますが、ウエスタンレッドシダー(米杉)の場合、十分な耐久性を持ち、防虫性、防腐性も高いので、それほど気にする必要はありません。
劣化防止に防虫防腐塗装を施す方法もあります。

ハードウッドについて

堅く、強く、長持ちするウッドデッキ材。水にも強く、屋外での使用に適したウッドデッキ材です!

ハードウッドは、比重も重く、堅く、優れた耐久性を持っており、15年以上持つと言われています。
ソフトウッドと比べると高価ですが、耐久性が高く、メンテナンスもそれほど必要ないので、長期的に考えれば、経済的と言えます。
ただし、非常に堅いため加工には手間がかかります。
耐久性、メンテナンス性に優れているので、公共施設などに多く使用されています。

ウリン(アイアンウッド・ビリアン)

ウリンは、昔からヨーロッパ各地で鉄の木(アイアンウッド)と呼ばれ親しまれてきた耐久性と強度を保持する超硬質木材です。
ほとんどメンテナンスの必要がなく、見た目の色味と重厚感、高級感があるウッドデッキ材です。

ウリン(アイアンウッド・ビリアン) “アイアンウッド”と呼ばれるように非常に重く、堅く、抜群の耐久性を持っています。材質が安定していて、割れ、反り、曲がり等の狂いが少ないのも特徴です。ポリフェノールを多量に含有しているため、虫害にも強く、耐腐性にも優れていますが、樹液が染み出し周辺に色を着けてしまう可能性があります。心材は濃い暗褐色で、辺材は黄褐色、肌目は精で、木目は通直ないしやや交錯しています。
保存性の高い性質を利用して、浮桟橋や橋梁、ウッドデッキなどエクステリア材、船舶材、床材などに幅広く使用されています。
現地では100年耐える木として伝えられ、欧米諸国では高い評価を得ている木材です。

セランガンバツ(バンキライ・バラウ)

セランガンバツは、堅く重く、とても耐久性が高い木材です。
ハードウッドの中では加工性が良く、ヨーロッパやオーストラリア、ニュージーランド等でもデッキ材として人気が高い木材です。公園や病院などの公共施設にも数多く利用されています。

セランガンバツ(バンキライ・バラウ) 産地国によって「セランガンバツー(インドネシア)」、「バラウ(マレーシア)」、「バンキライ(インド)」、「ヤカール(フィリピン)」と呼名が異なります。 インドネシアでの呼称「バツー」は石を意味し、石のようにとても硬いことを表しています。非常に重く、堅く、強く、耐久性に優れています。反面、切削などの加工は難しくなります。 心材の色は黄褐色または濃赤褐色、辺材は淡黄色で境界は明瞭で、木目は交錯、肌目はやや精です。 重構造材、橋梁材、土台、枕木、造船材、車輌材、敷居、ウッドデッキなど強度と耐久性を必要とするところに用いられています。

ソフトウッドについて

加工性、経済性に優れた、DIY初心者にもオススメのウッドデッキ材。

比較的柔らかく、軽く、加工性が良いので、ネジ打ちなども比較的簡単に行うことができます。比較的安価で、DIY初心者にオススメのウッドデッキ材です。
ただし、耐久性はハードウッドより劣るので、防虫防腐対策などの定期メンテナンスが必要になります。

ウエスタンレッドシダー(米杉)

針葉樹の中で最も耐久性が高いと言われ、寸法安定性が高く、防虫効果もあるのでウッドデッキ材として適した材です。
DIYでのウッドデッキの製作に最も使用されいる実績があり、安心して使える木材です。

ウエスタンレッドシダー(ベイスギ) 「ベイスギ」と呼ばれていますが、日本のネズコと同属のヒノキの仲間です。
心材は赤褐色から暗褐色、辺材は近白色で色の違いはハッキリしています。耐水性、耐腐性が高く、加工性、断熱性能にも優れており、軽く、扱いやすい木材です。
耐久性は高いが、軽軟であるため構造的な用途には不向きです。主な用途として、建具、内装材、張天井板に用いられています。
近年では、水に強い性質を活かし、ウッドデッキなどのエクステリア材として注目を集め、人気を得ています。

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