樺の独特の優しいホワイトカラーは、老若男女問わずたくさんの方に好まれる色合い。
上品で柔らかな空間を演出します。
カバノキ科に属し、植物学的には「桜」とは関係ありませんが、色目と木目が似ていることから「樺桜」とも呼ばれています。
木目は通直、肌目は緻密で上品な風合いがあります。艶のあるこぶや縮み杢のような照りがあるのも特徴です。耐朽性にやや劣る面がありますが、比較的重い材で、曲げ強さや圧縮強さ、耐衝撃性などに優れており、加工性もよく、全体に欠点が少ない材です。
主な用途としては、フローリング等の床材、建具材、羽目板、造作材、洋家具、ベニヤ材など多岐に渡ります。加工性と接着性の良さから民芸品などでも多く用いられています。
●樺(カバ)の用途
家具材、キャビネット、内装パネル材、フローリング、ドア、玩具などに用いられます。
●樺(カバ)の色調
辺材は白色、心材は淡い紅褐色からクリーム色です。
●樺(カバ)の材質
木肌は緻密で表面の仕上がりは美しくなります。加工はかなり容易で、塗装の付着性も良く艶出し加工に適します。粘りがあり、曲げ性能に優れています。