梻(たも)
国内産 トネリコ属(モクセイ科)
■別名
オオバトネリコ、タモノキ
■産地
北海道に多く、本州北・中部にも少し分布しています。また、サハリン、シベリア、朝鮮、中国にも生育しています。湿った山地に多く生育しています。
■用途
バットやラケット、スキー板など強さが要求される運動用具には成長のよい重硬なもの、一方、家具用材には加工がしやすい成長の悪い軽軟なものが好まれている木材です
■色調
心材の色は褐色、辺材は淡黄白色で、境界、年輪とも明瞭な木材です。
■材質
木の成長がよく年輪幅が広いものは、比重が高くなり、木材は重硬で強靭となります。成長が悪いと逆に軽軟となりますが、加工は容易になります。表面仕上げは中くらいの木材です。
●気乾比重:0.65
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
◎ |
○ |
○ |
◎ |
○ |
◎ |
重い |
○ |