ニヤトー
東南アジア産 パラクイム属(アカテツ科)
■別名
ニヤトー(マレーシア、インドネシア)、ペンシルシダー(ニューギニア)
■産地
東南アジア一帯、さらにニューギニア、ソロモン群島にわたって広く分布しています。「南洋桜」という俗名を持っています。
■用途
材質が日本のマカンバやサクラなどに似ていることから、その代用としての用途が多い木材です。家具材、建具材、内装材、建築材、キャビネット、楽器材など幅広く使用されています。
■色調
心材の色は桃褐色ないし赤褐色で、樹種によってかなり異なります。辺材は淡色で、境界は明瞭な木材です。
■材質
木目はやや交錯し、肌目は精の木材です。木質は軽軟なものから重硬なものまであります。加工は容易ですが、乾燥の際に、反りや表面割れが生じやすく、耐久性については、一般的に高いとされるが、低いものもあります。
●気乾比重:0.47〜0.89
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
○ |
○ |
△ |
◎ |
○ |
○ |
重い |
○ |