メラピ
東南アジア産 ソレア属(フタバガキ科)
■別名
メラピ(マレーシア・サバ州)、ホワイトメランチ(マラヤ、サラワク、インドネシア)、イエローラワン(フィリピン)
■産地
フィリピン、マレーシア、インドネシア、インド、スリランカなどに分布しています。「メラピ」は主産地のマレーシア・サバ州での呼称です。
■用途
南洋材の代表的な材の一つで、家具、建具、造作、合板など用途は広範囲に渡ります。特に淡色の木材が必要な用途、色合わせが容易な性質を利用した用途などの需要が多い木材です。
■色調
心材の色は淡黄白色ないし淡黄褐色、辺材はより淡色で境界は不明瞭な木材です。
■材質
木目は交錯しており、肌目はやや粗で、やや軽軟なものから適度に重硬なものまであります。この木材には「シリカ」が含まれており、鋸挽きや切削には注意が必要です。乾燥性、接着性は良好です。耐久力はやや劣りますがが海中木食虫に対しては強い抵抗力を持っている木材です。
●気乾比重:0.39〜0.87
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
△ |
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△ |
◎ |
◎ |
○ |
重い |
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