カポール
東南アジア産 ドライオーバラノプス属(フタバガキ科)
■別名
カポール(インドネシア、マレーシア)、カプール、ボルネオカンフォーウッド
■産地
スマトラ、マラヤ、ボルネオなどに分布しています。和名ではリュウノウジュ(龍脳樹)とも呼ばれています。
■用途
建築材、床材、車両材などに用いられている木材です。また、合板用材(主にコンクリート型枠用)としては比較的早い時期から使用されてきました。
■色調
心材の色は淡赤褐色ないし濃赤褐色、辺材は淡黄褐色の木材です。
■材質
木目はやや通直、肌目は粗いです。やや重硬で強度もあるが、乾燥に際に反りが生じやすく、シリカを含んでいるため、切削などの加工には注意を必要とします。耐久力は高いが、防虫性は低い木材です。
●気乾比重:0.56〜0.84
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
◎ |
○ |
△ |
◎ |
△ |
△ |
重い |
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