樺(樺桜)
ロシア、中国北部 カバノキ属(カバノキ科)
カバノキ科に属し、植物学的にはサクラとは関係ありませんが、色目と木目が似ていることから「カバザクラ」とも呼ばれています。
■産地
北米大陸、北ヨーロッパから北アジア、日本では北海道から本州北中部に広く分布しています。
■用途
家具材、キャビネット、内装パネル材、フローリング、ドア、玩具などに用いられている木材です。
■色調
辺材は白色、心材は淡い紅褐色からクリーム色の木材です。
■材質
木肌は緻密で表面の仕上がりは美しくなります。加工はかなり容易で、塗装の付着性も良く艶出し加工に適します。粘りがあり、曲げ性能に優れた木材です。
●気乾比重:0.50〜0.69