ジョンコン
東南アジア産 ダクティロクラドス属(ノボタン科)
■別名
ジョンコン(マレーシア、インドネシア)、マレイメダンジョンコン、メダンタバック
■産地
ボルネオのサラワク州からインドネシアの西部カリマンタン地域に分布し、泥炭湿地林にのみ成育しています。
■用途
虫害に強いので、家具などの芯材として最適で、高い評価を得ています。材面に一見虫食いに似た孔が現れる特徴があるため、表面材としては不向きな木材です。
■色調
心材と辺材の色の差は少なく、全体に淡橙褐色ないし淡桃褐色の木材です。
■材質
木目は通直で、肌目はやや粗いです。収縮や狂いが少なく、加工は容易で、仕上がりも良好になります。耐久性は低いのですが、防虫性に優れた木材です。
●気乾比重:0.48〜0.56
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
△ |
△ |
◎ |
◎ |
◎ |
○ |
重い |
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