ジェルトン
東南アジア産 ジエラ属(キョウチクトウ科)
■別名
ジェルトン(マレーシア、インドネシア)
■産地
マラヤ、スマトラ、ボルネオに分布しています。フィリピンやニューギニアでは見られません。
■用途
家具などの芯材として使われることが多いため、製品になってもあまり表面に出てこず、目につくことがない木材です。その他、集成材、模型材、箱材、下駄材、ハイヒールのかかと、鉛筆材などに使われています。樹液は、チューインガムのチクルの原料となっています。
■色調
心材と辺材の色の差はほとんどなく、全体に黄白色の木材です。
■材質
木目は通直で、肌目はやや粗く、材質は軽軟で、加工は大変容易です。耐朽性、防虫性は低く、カビのため表面が青く変色しやすい木材です。樹液孔を持ち材面に大きなレンズ状の孔が現れることがあります。
●気乾比重:0.42〜0.50
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
△ |
△ |
△ |
○ |
◎ |
◎ |
普通 |
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