イペ
南米産 タベブヤ属(ノウゼンカズラ科)
■別名
ラパチョ、タベブヤ
■産地
チリを除く、全ての中南米地域に分布しています。主にブラジル、ペルーなどアマゾン川流域に生育しています。
■用途
非常に高い強度、耐久性が要求される用途に使われている木材です。重構造材、ドック材、橋梁材、車輌材、床板などに使用されています。また、ろくろ細工、ステッキ、弓、釣竿など広く利用されています。
■色調
心材の色は緑色を帯びた褐色、辺材は黄灰白色で、境界は明瞭な木材です。
■材質
木目は交錯しており、肌目は精です。材質は非常に重硬で、耐久性は極めて大きいため、加工は難しい木材です。高い防虫性も持っています。
●気乾比重:0.91〜1.20
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
△ |
△ |
重い |
○ |