ビンタンゴール
東南アジア産 カロフィルム属(オトギリソウ科)
■別名
ビンタンゴール(インドネシア、マレーシア)、カロフィルム(ニューギニア)、サンタマリア(ブラジル)
■産地
世界の熱帯林に広く分布しており、主として東南アジアからニューギニア、さらにマダガスカル、南米にも生育しています。
■用途
強靭さと材面に美しい木目が現れることがあり、もっぱら家具用材として使われている木材です。ベッドや応接セットなど脚物家具に多く用いられています。
■色調
心材の色は桃褐色ないし赤褐色、辺材は淡黄白色で、境界は明瞭な木材です。材面に濃色の細い縞が現れます。
■材質
木目は交錯、肌目は粗くなっています。材質は、適度に軟らかいものから重硬なものまであり、強靭ですが耐久性は低い木材です。
●気乾比重:0.42〜0.81
耐久性 |
耐水性 |
防虫性 |
強度 |
加工性 |
塗装 |
重さ |
高級感 |
△ |
△ |
△ |
◎ |
○ |
○ |
重い |
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