ビルマチーク【木の種類】
三大銘木の一つと言われる最高級材「ビルマチーク」。
光沢のある上品な風合いと高い耐久性・耐水性。
時の流れとともに、美しい飴色へと変化していくのも魅力。
●ビルマチーク
クマツヅラ科:広葉樹
学名:Tectona grandis
チークはビルマ、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアに分布していますが、最も風格があり、貴ばれているのがビルマ(ミャンマー)産のチークです。
樹高10m、胸高直径は1mほどの大きさの木が多くありますが、大きいものでは樹高40m、胸高直径は2mに達するものもあります。
狂いや収縮、割れも少なく、高い耐久性・耐水性、優れた抗菌、防虫性を持ち、古くから豪華客船やクルーザー、ヨットの内装材や甲板材、高級家具等に使用されております。
施工直後は「染み」「色斑」が現れることがありますが、空気に触れることにより、徐々に「染み」「色斑」はなくなり、独特の優しい飴色の色調に経年変化をしていきます。
現在は自然保護のため伐採禁止になっている所が多く、輸入が大変厳しくなってきています。