間伐材で木製ダム


愛媛県は、県産間伐材等の有効活用と土石流発生源対策を目的に、木製ダムの設置検討事業を始めた。(木材新聞6/19)

木でダムなんて作れるの?

黒部ダムのような大規模なダムではなく、小規模のダムのようです。
まあ、これなら作れそうか。
土石流の発生を防ぎながら、間伐材の利用を促進する目的もあるそうです。

木製ダムの特徴としては、

もともと森林にある、木材と石から作れるので、環境にやさしい作りになっています。
数年経つとダム自体が植物に覆われて、自然と一体化していくようです。
ダムの壁の凹凸に小動物の巣などができるようです。

京都府では盛んに行われているようで、ホームページが充実しており、様々な特徴などが記載されています。
内容がだんだん専門的になり、構造図やら計算やらでついていけなくなりますが・・・。

ただ、現時点では、設計法や施工法が確立されておらず、実際の事業での施工を通して、調査・研究を行っているそうです。
いろいろと考える人がいるものだなあと。
森林保全と災害対策の一石二鳥な事業。がんばっていただきたいです。

木でダムを作るって聞いて、ビーバーを思い出し、次いで「ドン・チャック物語」を思い出したのですが、頭に浮かんだ絵が「ロッキーチャック」だったりする。
・・・何の話だ。

愛媛県・治山ダム工

京都府木製治山ダム

ドンチャック物語

山ねずみロッキーチャック