木織りボワゼット展
東栄工業が「木の糸」を使った織物「木織りボワゼット展」を6月4、5日に開催しました。(木材新聞 6/16)
「木の糸」???
天然木を0.1mmの薄さにスライスし、和紙を裏打ちした後、0.6mmに裁断し、木の糸を作ります。
木の糸を横糸に絹の糸を縦糸して、日本古来の技法「引箔織り」で仕上げ、織物を作るそうです。
それが、木織り『boisette(ボワゼット)』。
現れた木目もとてもきれいな織物です。
その織物を使ってバッグや帽子、財布、照明機器などを製造しているとのこと。
画面で見るより、実物を見た方が「なんかすげぇ」度があがると思います。
木の糸を開発者は高橋隆男さん。群馬の染織会社の2代目だそうです。
職人の手で作ると、とても時間がかかる織物を、「自動木織り機」を開発したのが、東栄工業とのこと。
板金加工などを手がけている会社だそうです。
職人×職人でなんだかすごいことができるのですね。
「ものづくり日本」を感じるお話です。
ランプシェード、とても美しい。
高いんだろうなあ。
そして、ウチには絶対似合わない…。
●木織り職人 高橋隆男(TOKYO FM フロンティアーズ )
↑自分の仕事に向き合ってる感じがする。見習わねば。