日焼けしやすい「ブラックチェリー」を窓際に3日間置いてみました。
木材は、生き物ですから、人間と同じように日焼けをします。
日焼けとは言え、ブラックウォールナットのように色が浅くなるものもあり、樹種によって様々です。
木材の色を変化させる大きな要因は、光なのです。
中でも紫外線の影響を特に受けます。
木材の成分であるリグニンと抽出成分が紫外線をよく吸収するため、、光化学反応を引き起こし、変性していくことで木材の色も変化していくと考えられています。
そこで、光に対してよく反応する「ブラックチェリー」を窓際に3日間置き、日焼けの実験をしてみました。
「ブラックチェリー」は、日焼けしやすいだけあって、3日間で色の変化が顕著に現れてます。
濃い赤褐色なり、深みを増した感じがします。
↓下の画像の方が違いがわかりやすいですね。
日焼けというと、ネガティブに捉えがちですが、
「今見ている色は今だけのもの。明日はどんな色だろう」
という大らかな気持ちで変化の様子を楽しみましょう。
共に生活するの中で、経年変化していき、アナタにだけの表情を見せてくれるはずです。
家具や物を置いている部分が、日焼けせずに残り、気になってしまう場合もあると思います。
その部分に関しては注意が必要なるかもしれません。
施工業者の皆様へ。
施主様の楽しみが減りますので、施工前の保管、施工後の養生はしっかりとお願いします。
→施工説明