フローリングのトラブルで困った時のトラブル別対処法
日常生活を送る中で、フローリングの様々なトラブルで困ったことはありませんか?
フローリングに傷をつけてしまった・・・
フローリングに落書きをしてしまった・・・
フローリングに洗剤やコーヒー、醤油をこぼしてしまった・・・
ちょっとした不注意でフローリングにキズをつけたり、フローリングを汚してしまうこともあるでしょう。
そんなフローリングのトラブルの対処方法をまとめてみました。
●フローリングに傷をつけてしまった・・・
また、キャスター付きのイスや家具などでもフローリングの表面にキズをつけることもあります。
UV塗装フローリングの場合、軽い傷は市販の補修用クレヨン等を塗ることで目立ちにくくすることができます。
自然塗装フローリングの場合は、サンドペーパーで表面を軽くサンディングして再塗装します。
フローリングの傷の程度がひどい場合には、工務店様にご相談ください。
●フローリングに落書きをしてしまった・・・
ペンをフローリングに落とす等ちょっとした不注意で、フローリングを汚してしまう場合もあります。
クレヨン、マジックなどが付着した場合は、アルコールまたはシミ抜き用ベンジンをふくませた布で軽くこすり拭き取ってください。(※ワックスを塗布している場合、ワックスも落ちる場合がありますので、ご注意ください。)
水性インクの場合には、住宅用洗剤(中性~弱アルカリ性)をふくませた布で拭き取ってください。
自然塗装の場合は、サンドペーパーで表面を軽くサンディングして再塗装する方法もあります。
拭いた時の汚れが目地に流れ込むと、落ちにくくなりますのでご注意ください。
また、ペンやクレヨンの種類によっては、フローリングの保護膜に浸透して色が取れなくなる場合があります。
●フローリングに洗剤やコーヒー、醤油をこぼしてしまった・・・
フローリングに水分をこぼしたら、すぐに拭く。これが鉄則です。
薬品、洗剤、灯油などをこぼすとフローリング表面や目地が変色する可能性があります。すぐに拭き取ってください。
醤油やコーヒー、カレーなど染色性の強い食品をこぼした場合も、直ちに固く絞ったぞうきんで拭き取ってください。
時間が経つとシミになってとれなくなる場合がありますので、とにかくすぐに拭き取ることが重要です。
●フローリングを毛染め液で汚してしまった・・・
ご使用になる前に、フローリングに付着しないよう保護カバーを敷くなど、フローリングに影響を与えない工夫を行った上でのご使用をお勧めします。
フローリングを汚さないためにも、ちょっとした手間を惜しまないように心がけましょう。
●フローリングが凹んでしまった・・・
自然塗装フローリングの場合は、少しの凹みであれば、凹んだ部分に濡れたタオルを置き、その上からアイロンを当てることで、修復できる可能性があります。
特に、スギなど柔らかい樹種のフローリングは、より凹み傷が戻りやすい傾向にあります。
ただし、フローリングは水気を嫌います。シミになる可能性もあるので、濡れタオルは必ずきれいな水で濡らし、水分を固く絞ったものをご使用ください。
木がえぐれていたり、欠けてしまっている場合は戻らない可能性があります。
フローリングの上に直接、重量物を置く、キャスター付きのイスや家具を使うことは凹みや傷の原因となります。
保護板やマットを敷くなどしてフローリングを保護することが重要です。
補修した部分が光で白っぽく見える場合は、サンドペーパーで表面を軽くサンディングして再塗装します。
●フローリングにタバコの焦げあと・・・
フローリングを補修をされる場合には、工務店様や専門業者様にご相談ください。
また、フローリングについたタバコのヤニは、アルコールをふくませた布で拭き取ります。
フローリングについた焦げあとにガッカリするよりも、ご自身の不注意を反省することを忘れずに。
●フローリングにささくれ・・・
自然塗装フローリングの場合は、サンドペーパーでささくれた部分を軽く削り、色が薄くなった部分に自然オイルを少量布にとり、薄く塗ります。色が薄い場合は数回の重ね塗りを行ってください。