2014年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析結果(公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)
「公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター」が、2014年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析結果を発表しました。
・・・「公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター」、名称がかなり長いです。
「公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター」は、「住宅品質確保法」、「住宅瑕疵担保履行法」に基づき、国土交通大臣より「住宅紛争処理支援センター」に指定され、消費者の利益の保護や住宅紛争の迅速・適正な解決を図るため、住宅相談、住宅紛争処理への支援等業務を行っているところだそうで、健全なリフォーム市場の整備を目指し、情報提供も行っているそうです。
センターの相談窓口である「住まいるダイヤル」に寄せられた電話相談件数は2万6136件と、2013年度より7.9%増加。
このうち、新築・中古住宅に関する相談は10.7%増の1万6831件と二ケタ増なのに対して、リフォーム相談は3.2%増の9305件で伸び率が低くなっています。
全国の弁護士会での弁護士と建築士による対面の専門家相談は36.9%増の1086件と大幅に増加したようです。
・・・深刻な問題が増えたのか、頼みやすい環境になってきたのか。
「公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター」のホームページには、「相談事例」も掲載されており、いろいろ参考になりそうです。
「相見積りをとったが、見積書の体裁や金額が異なるため比較できなかったケース」、「多数の雨漏りやひび割れの原因が不明」など消費者からの相談の他、「シックハウスを理由に住宅の購入者から買取りを請求されている。」、「施主の事情による契約解除に伴う損害賠償」など施工業者からの相談内容も掲載されています。
「何が書いてあるかよくわからない」「発注内容がきちんと入っているのか」など、 リフォームの見積書に対する不安に対して専門の相談員(建築士)が対応する「リフォーム見積チェックサービス」もあります。
最終的には施工会社の選びが大事になってくるのですかね。
検索してみるといろいろ書かれていますが、
・適正でわかりやすい見積内容
・対応の営業マンの熱意
・経営の内容
・施工実績
・竣工後のメンテナンス
というのが施工会社選びのポイントだそうです。
・・・どの分野でも営業マンとの相性ってあるよね。
・・・賃貸の場合でも不動産屋さんは担当者との相性が大事だそうです。